喪黒福造が氷見市に?藤子不二雄A先生の生家「光禅寺」は漫画界の聖地!

富山県は藤子不二雄先生の故郷。

氷見市はA先生の出生地で、A先生の作品の登場人物くんたちとまちの至る所で出会えます。

おすすめポイントはいくつもありますが、外せないのはA先生の生家、光禅寺。

たくさんのキャラクターがお出迎えしてくれます。

A先生ファンは今すぐ光禅寺に行く予定を立てようぜ!

目次

藤子不二雄A先生の生家「光禅寺」さんに行ってきたぞ!

A先生はお寺のお生まれ。

小さいころから精進料理に慣れ親しんでいました。

なので今でも肉や魚が食べられないんだってよ。

上京してから手塚治虫先生にかつ丼を奢ってもらったがいいが、肉が食えないA先生。

かといって憧れの手塚先生に「いらねーよ」なんて言えるわけもない。

なもんで、手塚先生がよそ見をした隙に窓からカツを投げ捨てたって話があるんだぞ。

A先生ファンにとってほのぼのするお話だろー。

 

観光に行く前にはこういうバックグラウンドを知っておくと、より感慨深い想いが湧き上がってくるもんなぁ。

まんが道を読み返して、「満賀道雄(A先生がモデル)」への愛着を呼び起こしながら、さっそく氷見市に向かうぞ。

光禅寺はJR氷見駅から徒歩15分くらいの位置にあります。

中心商店街(やっぱり地方都市の商店街は衰退が進んでいます……寂しい)のちょうど真ん中辺りで西の路地に入ると見えてきます。

この光禅寺。

650年以上の歴史があります。

加賀藩前田家ゆかりのお寺で、A先生のお父さんが第49代ご住職でいらっしゃいました。

その後、先生は5年生で高岡に引っ越してF先生と出会う訳ですが、それはまた別のお話。

 

テコテコ歩いていくと「お、見えてきた!」

先生の生家、光禅寺。

ついに光禅寺の敷地に足を踏み入れる!

案内表示もバッチリしてあるので、迷わずにたどり着けると思います。

テンションが上がってきます。

山門をくぐります。

どーん!!

 

で、出た。

かわいい。

A先生のキャラクターがズラリ!

かわいい!

大好きな喪黒福造もいますよー。

何気にスゴイスポットしょ!?

人気者たちがリアルに再現されています。

お寺に石造がまた似合う(笑)

石造越しに見える本堂も立派ですね。

 

本堂も昭和の大火で再建されたものですけど、A先生と同じ空気を吸ってるんだなぁって雰囲気は間違いなく感じます。

まんが道のシーンが脳裏をよぎる。

そんな中、石造の奥に進んでいきます。

すると庫裡があります。

中に入ると……。

……誰か書き物をしているぞ。。

あ、こんちはー。

失礼しまーす。

お騒がせしまーす。

って小声で言いながら様子を窺う。

 

反応がない。

よっぽど集中しているご様子だ。

で、でたー!

若き日のA先生!

か、かわいい。

必死にペンを走らせています。

書いている原稿はハットリくんでした。

 

そしてもっと注目すべきはこの机。

こちらはなんと手塚治虫先生がトキワ壮で使っていた机なんですよ!!

ガチで。

 

手塚先生が売れっ子になってトキワ壮を出るときに藤子不二雄先生が譲り受けた代物です。

日本の漫画界における最高峰のお宝と言えるでしょう。

こんなものを間近で見られるなんて……。

感激しかない。

 

手塚先生と藤子先生が強烈な情熱を筆に込めて漫画を描いた机。

部屋の空気の重みが増した気がする。

大きく深呼吸をして、肺に先生方の熱情を頂戴します。

ありがとうございます。

 

机にはいたるところに補修の跡がありました

胸に込み上げてくるものがあります。

大切に大切に使われていたんだなぁ。

 

A先生ファンは絶対に行くべき光禅寺。

若かりし頃の先生の熱い気持ちという最高のお土産を持ち帰れますよ!

氷見の「まち」には他にもA先生のキャラクターと出会えます。

氷見は魚だけじゃない。

いっぱい魅力的な場所があるぞ。

それでは今日はこの辺で。

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