ドッグハウス(DOG HOUSE)の鶏白湯ラーメンが濃厚すぎる!

富山市にある人気ラーメン店「ドッグハウス」。すさまじくパンチ力がある名前だ。さらには未就学児の来店は禁止とのこと。

多少の恐怖を抱えながら、勇気を出して行ってみると良い意味で期待を裏切られた。実に上品なラーメンを味わうことができた。

ドッグハウス(DOG HOUSE)の営業時間・定休日など
店名 ドッグハウス(DOG HOUSE)
電話 非公開
住所 富山市高屋敷833‐1 タカサンビル
営業時間 [月・火・木~土]昼:8:00~18:00 夜:18:30~22:00
[日・祝]昼:11:00-14:30 夜:18:00-21:00
定休日  水曜日

*情報は当時のものです。現在は変更されている可能性があります。

ドッグハウスの場所

目次

ドッグハウス (DOG HOUSE)に行ってきた。

店舗外観

富山市高屋敷の雑居ビルの1階にラーメン「ドッグハウス(DOG HOUSE)」はある。

看板には「TORIPAITAN NOODLE」の文字が。

鶏白湯とは、鶏ガラや丸鶏をじっくりと煮込むことでできる白濁した濃厚スープのこと。

人気のお店で、スープがなくなれば終了するという事前情報を得ていたため、土曜日の開店10分前に到着をした。

準備中から営業中に看板が変わる瞬間に入店。一歩踏み入れると、鶏の風味がかすかに鼻に触れた。

 

 

店舗内観

まずは入って左手に券売機がある。

メニューはシンプルだ。鶏白湯ベースの醤油と塩が基本形。あとは平日限定の「こってりーな」や「ブラック」、「まぜそば」などがある。

ぼくと友達はそれぞれオーソドックスな「醤油ラーメン」と「塩ラーメン」の券を購入した。

店員さんはお一人。ワンオペなので大変そう。ぼくたちの後に来たお客さんが、立て続けに両替をお願いしていて、プチパニックが発生していた。ちゃんと1,000円札を持っていこう。

 

店内はカウンター8席にテーブル席10席。こじんまりとした店内だ。

テーブル席は、ベンチシートと向かい側にオシャレな椅子が一脚。

未就学児お断りということもあり、大人数よりも少人数の来店客を想定しているようだ。

この写真の黄色のメモを見ていただきたい。

クリスマスが近づき、店主さんはナイーブになっているようだ。カップルはイチャついて食べあいっこなどをしないように注意したい。

……ちなみにこんな注意書きだけを見ると、ピリピリしたお店なのかと思うかもしれないが、実際の店主さんはとても優しかった。

ちゃんとかわいらしいサンタの置物もあるではないか。

 

なお、ドッグハウスさんのラーメンは、鰹節ならぬ「鶏節」を使用しているそうだ。購入することもできる。

お酒のつまみに、このまま食べてもイケそう。セルフサービスの水を飲みながら、ラーメンを待つ。

しばらくすると立て続けにお客さんが来店し、なんとぼくたちを含めて8人が食券を購入した時点で、店主さんは本日のスープは終了した旨の表示板を店頭に掲げられた。

お昼が大盛況でスープが切れたのだろうか。やはり早めに来て正解だった。

 

ラーメンが登場!

正油ラーメン(800円)

鶏白湯正油ラーメン。量は器の半分ほど。具はチャーシューとネギ、海苔にメンマ。店名とは似つかわしくない洗練された見た目だ。

まずはスープを一口。

驚いた。

とろみのある鶏白湯スープはやや温めだが、非常にコクがある。舌にまとわりついてくるようだ。鶏のうまみと正油の香ばしさに手が止まらない。

魚介の味が効いているのもグッド。鶏と魚の配合が絶妙だ。

 

このままだとスープが無くなってしまうため、麺に手を伸ばす。

正油ラーメンは太麺か細麺が選べる。ぼくは太麺を選んだ。

一気に吸い上げた。モチモチの太麺はコシもあり、濃厚なスープによく馴染む。噛みしめるたびに小麦粉の甘い風味が立ち昇ってきた。

 

次はチャーシュー。ローストビーフのように柔らかい。厚みはないが、しっかりと肉の味を楽しむことができる。

 

さらにメンマ。

めちゃくちゃ長い!!

まるでラーメンの麺のようなメンマだ。若干の食べにくさはあるが、味はおいしい。コリコリとした食感に歯が躍る。

 

こうなると箸が止まらない。一気に完食に向けて走り出す。美味しさに加え、量がやや少なめなことも重なり、みるみる内にラーメンが少なくなっていく。

このままだともったいない。味を変えるため、昆布酢を入れてみた。

思わず声が出た。味がガラリと変わった。濃厚スープがまろやかになり、後味に昆布の風味が香る。

一度に二つの味が楽しめた。大変満足度の高いラーメン。これはリピートしてしまいそうだ。

 

塩ラーメン(900円)

相方が頼んだ塩ラーメン。

おお、なにか泡立っているぞ。「トリュフオイル」と「生クリーム」を攪拌しているそうだ。

塩ラーメンの具材はチャーシューにネギ。そしてあおさ。

ちょっと一口おすそわけしてもらう。

正油ラーメンにもその深いコクに驚いたが、塩はそれ以上に濃厚でクリーミー。

ねっとりとしたスープが麺に絡みついてくる。あおさの香りもナイスなアクセント。富山には珍しいラーメンだ。

イタリアンのお店に出てきてもおかしくない上品さ。女性も好きそうなラーメンだ。

鶏のうまみが濃縮されたスープは最後まで飲み干してしまう。満足度の高いラーメンだ。

まとめ

・ワンオペ・食券式なので大きな札を持っていかないように!

・店内でのカップルいちゃつきは禁止。

・鶏白湯スープの濃厚さが半端ない!

・終盤戦は昆布酢を入れて楽しもう。

こんなところ。

ブラックラーメンに代表されるよう、富山のラーメンは無骨なものが多い印象ですが、ドッグハウスさんのラーメンはその名に反し?非常に洗練されたものでした。

鶏のうまみがトコトン詰まったスープは、最後の一滴まで楽しめます。まだ食べたことがない方は、ぜひ一度おためしあれ!

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