どうも!
めんやです。
今日は31回目の開催となった2017年の高岡クラフト展に行ってきました。
会場内は撮影禁止なので、気になった方は来年自分で行ってみよう!
高岡クラフト展とは
高岡クラフト展は高岡クラフトコンペで入選をした作品を展示・販売するイベントです。
そもそも高岡クラフトコンペってなんなのか。
主催者のホームページを見てみますと、下記がイベントの概要となっています。
手仕事を活かしたクラフトや、工芸分野の優れた作り手・作品の顕彰を通し、ものづくり産業・文化の発展・振興を目的とする、全国公募のコンペティション。「工芸都市高岡クラフトコンペティション」では、素材や用途を問わず、“ファクトリー”と“コンテンポラリー”の2つの視点から、生活の新たな提案となるような、斬新な作品を募集します。
手作りのクラフト作品を全国から公募し、優れた作品をデザイナーや作家、芸術系の研究者などの審査員が入賞・入選作品として選ぶものです。
高岡は伝統文化が薫るまち。
この高岡を舞台に毎年開かれているクラフトコンペは2017年で31回目を迎えたのです。
歴史のあるイベントですね。
これまでも数多くの入賞作品が誕生し、その後、第一線で活躍するクラフトマンも誕生してきています。
2017年は全国から1,350点の作品が集まり、524点が入選作品として選出されました。
そして、厳しい審査を潜り抜けた作品たちは、地元の百貨店大和で展示されます。
高岡クラフト展
高岡クラフト展が開催されている大和に行ってきました。
店内に入りエレベーターに。
えーっとどこでやってるのかな。
と思ったら中に貼ってありました。
4階です。
さっそく4階のボタンを押す僕。
ちなみに7階ではものづくり・デザイン科の作品展も開かれています。
高岡市では小・中・特別支援学校全40校で、「ものづくり・デザイン科」という必修教科がカリキュラムに組み込まれています。
地元の工芸技術者などから、実技の指導をしてもらったり、高岡の伝統工芸の歴史などの話してもらったり、工場や工房見学を行ったり。
伝統産業は長く続く不況の影響もあって、年々出荷額が落ち込んでいます。
このままでは高岡の伝統技術を受け継いでいく人がいなくなる。
そのために小さい頃から伝統産業の素晴らしさを学んでもらおうという試みです。
ナイスな取り組みだと思っています。
クラフト展に行ったなら、ぜひ7階に展示されている子供たちの力作も見ておきましょう!
さてまずは4階のクラフト展へ。
こちらが入り口。
中が全く伺えない。
オシャレだけどちょっと入りにくいなぁ……。
しばし入り口で右往左往する僕。
誰かが入っていくのを見届けた後、ようやく長いのれんをかき分けて中に入りました。
おー別世界。
たくさんの入賞作品が展示されています。
綺麗な空間。
非日常を味わえます。
高岡銅器や漆器の伝統産業も良いですけど、こういうデザイン性のあるクラフト作品も素敵ですね。
美術館みたい。
入場料はもちろん無料。
全国からの優れたクラフト作品をタダで見学できて、気に入ったものは購入もできる。
お気に入りのイベントです。
ちなみに、こちらは小学生たちの作品。
ものづくり・デザイン科の説明もしてあります。
鋳物ができるまでの工程も詳しく解説してあっておもしろいです。
分かってるようで分からないもんな。
勉強になりました。
観光客は特に好きそう
そして作品はとても小中学生のものとは思えないクオリティーでした。
普通に売れるんじゃないか……。
これを見ていると高岡の伝統産業の未来はまだまだ可能性がある!とド素人ながら思いましたね。
無料でこれだけのクラフト作品が見られるコンペ。
来年もあるようなのでぜひ注目!
同時開催されている高岡クラフト市場街も素晴らしいイベントですよ。
それでは今日もありがとうございました。
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