2021年の夏に実施予定である高岡市長選に、現役の教育長米谷和也さんを推す声が経済界などから高まっているようです。
高岡市長選挙には元テレビ朝日出身の出町譲さんがすでに立候補を表明しており、米谷さんが出馬をすれば選挙戦は確実な情勢です。
目次
米谷和也さんの経歴は
市長選に名前が挙がっている米谷さんは現在62歳。
出町さんと同じ高岡高校卒業後、明治大学を卒業。
その後、小学校の先生になります。
国立大学志向の強い富山県では私大出身の先生はめずらしいとのこと。
小学校教諭として「吹奏楽部」の指導でも定評があり、その後中学校、高校と異動されています。
小、中、高すべての年代で指導経験があるのも貴重ですね。
県教育委員会や小杉高校、そして母校である高岡高校の校長を経て、2017年からは教育長に。
教育長としては、懸案だった学校再編やICT教育の浸透に尽力されました。
この実績が評価され、市長としての待望論になっているのでしょう。
その他の候補者は?
市長選挙にはこのほか、瀬川侑希県議会議員も「出馬を検討している」との報道が流れています。
自民党高岡市連では、推薦候補の一本化を目指しており、選考委員会で協議を進めていくことになりそうです。
富山市長選挙のように予備選などを行うことなく、「密室」感のある選考委員会で決めるというのはやや違和感も。
市連には開かれた委員会と明確な基準で、納得感のある選考を行ってほしいです。
その上で、選ぶのはあくまでも市民なので、例え自民党の推薦から漏れたとしても、出馬をするような強い決意を持った候補者に出てきてほしいなと思います。
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