新田県政が打ち出した中小企業へのコロナ対策事業。
今般、目玉のひとつである「リバイバル補助金」が公募開始されました。
事実上、昨年の「富山県中小企業再起補助金」の焼き増しとなります。
再起補助金といえば、昨年「先着順」で応募殺到。
一瞬で締め切られてしまいました。
一定の審査があったとはいえ、計画性よりも、迅速性を重視した印象があります。
税金を使う以上、ブタ的には一定の応募期間を設け、しっかりと事業性を審査したうえで実施してほしいと思っていましたが、今回も残念ながら先着順に。
というわけで、該当する小規模・中小企業者は早めに申請を検討しましょう。
コロナ対策に取り組む中小企業、急げ!!!!!
富山県中小企業リバイバル補助金
この補助金は、通常枠と特別枠に分かれており、通常枠はDX推進や販路開拓、新商品開発などに取り組む経費が補助されます。
補助上限額は100万円で、補助率は中小企業が2/3で、小規模事業者が3/4というものすごい好条件。
昨年同様、国の持続化補助金などでは対象外であるモバイルPCやタブレットなども対象です。
テレワーク用のマックブックなどが3/4補助されると思えば、いかに「おいしい」補助金かが分るでしょう。
特別枠は、企業間連携「ワンチームとやま」枠と、複数企業が連携して取り組む業態転換・事業承継枠があり、さらに補助額と補助率が引き上げられています。
補助上限額は200万円で、補助率は中小企業が3/4で、小規模事業者が悶絶の4/5。
手出し1/5やで!!!!!!!
こんな補助率見たことない……。
例えば事業承継を契機に新たな新商品・サービス開発を行う取り組みに対し、250万円を支払えばその内の200万円が補助されるというインパクトっぷり。
事業の妥当性はともかく、該当する企業の方は申請を検討することをおススメします。
事業計画書について
申請に当たっては、下記のような事業計画書や収支計画書を事務局である富山県新世紀産業機構に送付する必要があります。
今回ありがたいのは、オンライン申請も可能なこと。
オンライン申請も難しいことはなく、専用フォームからPDFをアップロードし、送信するだけ。
もちろん郵送による書類提出も可です。
申請書類についても、持続化補助金やものづくり補助金と比べても簡素ですし、条件面から言っても穴場の補助金。
直近の持続化補助金は採択率は低くなっているため、持続化に落ちた方はこちらに回すという方法もあるでしょう。
*ただし事業に伴う発注先は富山県内に本社を構える企業限定のためご注意を(この制限は素晴らしい)。
いずれにしても、先着順であるため事業者は早めの提出を!
申請書類や応募先は下記より
現場からは以上です。
コメント